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連続セミナー「災害と減災」をベースにしたエコセン前代表広瀬敏通氏の新刊です!

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地域活性化のヒントと実例がここにある。エコセンブックレット誕生!

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災害を生き抜く

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[2016.1.13]エコツアーカフェTOKYO85

地域ファンを増やして、ずっと暮らし続けられる地域を

地域課題を仕事にしながら里山で生きる

自然体験プログラムや、里山保全組織「猪鹿庁」など、地域の課題を仕事にしている「メタセコイアの森の仲間たち」。代表・興膳さんの生き方を通して、里山に生きるということを一緒に考えてみませんか。

 

自然と文化が豊かな岐阜県郡上市。

そんな郡上に惚れ込んで移住する若者が増えています。

「NPO法人メタセコイアの森の仲間たち」の代表・興膳健太さんもその一人。

「ずっと暮らし続けられる郡上」を目指して、郡上ファンを増やし、地域に役立つ人材育成に力を入れ、自然体験を通したまちづくり活動を行っています。

 

郡上を愛するスタッフは、多くが県外移住者。

山や川の魅力を体感する遊び、昔ながらの農林業体験、郷土料理づくりなどの自然体験プログラムや、子どもたちが自分たちで内容を決めるフリーキャンプなどを主催しています。

また、過疎・高齢化・里地里山の荒廃などの地域課題にも率先して取り組み、課題を仕事に変える工夫をしています。

 

注目は、里山保全組織「猪鹿(いのしか)庁」。

近年里山が抱える獣害の問題と向き合い、猟師の仕事を多くの人に知ってもらおうとスタートしました。捜査一課、衛生管理課、ジビエ課、山育課、研究課、広報課の6課から成る、本気で山を変えようと立ち上がった組織です。

興膳さん自身も狩猟免許を取得し、若者猟師として活動中です。ベテラン猟師と山に入ったり、猪や鹿を解体したり、獣肉を商品化したり、エコツアーや料理教室を開いたり。

このユニークな取り組みは、全国からも注目を集めています。

地元の人と自然、文化と一体になった活動は、地域の活性化にも成果を見せ始めています。

 

興膳さんの語る郡上での暮らしを通して、里山に生きるということを一緒に考えてみませんか。

 

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興膳健太

興膳 健太氏[こうぜん・けんた] 

NPO法人メタセコイアの森の仲間たち代表理事 33歳。福岡生まれ九州育ちの九州男児。学生時代からまちづくり活動に取り組み、大学生向けのフリーペーパーの編集長や駄菓子屋の店長を経験。その中で人や自然・文化の魅力的な郡上という地域に出会う。ここでなら持続可能な楽しい地域がつくれる!と確信し、移住。メタセコイアの森の仲間たちに就職し、3年目で代表理事に就任。郡上地域を経済的に自立させるためにも冬の生業をつくる必要があると強く感じ、21年度から猟師事業を立ち上げ、現在NPOの職員7名と猪鹿庁15名の代表として、ずっと暮らし続けられる郡上をつくるため活動中。

 

 

 

■開催レポート■

 

NPO法人メタセコイアの森の仲間たち代表の興膳健太さんをお迎えしたエコツアーカフェは、里山での暮らしや獣害対策に関心を持つ方をはじめ、多くの方とともにオープンしました。

郡上に一目ぼれして、移住した興膳さん。自然体験事業を手がける、「メタセコイアの森の仲間たち」は当時期間雇用だったため、冬にできる仕事として見つけたのが、“猟”でした。

 

地域では、野生動物による被害が拡大する一方で、獣害対策の担い手不足となっていました。興膳さんは若手の仲間たちと狩猟免許を取得し、地元の猟師の方に師事しました。 そして2009年に里山保全組織として立ち上がったのが「猪鹿庁」でした。

現在、全国でも獣害が増え、国が対策に乗り出すとともに、一種の「狩猟ブーム」のような現象も起きています。しかし郡上の地域では、地元農家や猟師の方は必ずしも狩猟に対して前向きではなく、対策が追いつかない現状があります。そんな地域を支援するのが猪鹿庁です。

農家に被害をもたらす猪の個体、林業者の皆伐地を餌場とする鹿の個体群を調査し、的確に捕獲します。

また、農家集落の自立支援として、集落説明会、集落マップ作り、捕獲支援等のほか、地域農家からの鳥獣被害のSOSには電話一本で出動し、罠にかかったあとの処理を行います。捕獲した個体は解体所にて精肉にし、農家が受け取ることもでき、肉が不要な場合、猪鹿庁で販売し地域資源化するというシステムです。

猪鹿庁は、手軽に捕獲できる罠“肉の畑”を開発し、農家に貸し出しもしています。獣肉を資源としてとらえ、畑では野菜も肉も採れると、獣害対策に前向きに取り組むことを目指しています。

そしてなんと、郡上は猪の三大産地の一つでもあるのです。猪や鹿を「害」から「資源」として捉えることで、郡上のブランド力を高め、害獣を利用した地域活性化を目指しています。

捕獲した固体をどうにか活用しようと、猪骨ラーメンや、鹿ジャーキーや猪フランクを生み出してきました。

郡上の活性化のために、「郡上ファン」を増やす企画や、狩猟や解体、ジビエBBQを体験できるエコツアーや狩猟学校は、大盛況となっています。

地域に根づいた、地域活性化や獣害対策の民間支援組織が今、全国で必要とされています。

是非一度、郡上に訪れ、メタセコイアの森の仲間たちや、猪鹿庁から学んでみませんか。

 

興膳さんの活動が分かるのはこちら。

NPO法人メタセコイアの森の仲間たち

岐阜県郡上市:里山保全組織「猪鹿庁」

 

 

★エコツアーカフェTOKYO★

地域ファンを増やして、ずっと暮らし続けられる地域を

~地域課題を仕事にしながら里山で生きる~

 

【ゲストスピーカー】興膳 健太氏(こうぜん けんた) NPO法人メタセコイアの森の仲間たち

【日時】2016年1月13日(水)19:00-20:30

【参加費】500円

【場所】モンベルクラブ 渋谷店 5F

    東京都渋谷区宇田川町11番5号 モンベル渋谷ビル

    *モンベルクラブ 渋谷店は渋谷東急ハンズ向かいにあります。

 


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【お問い合わせ】日本エコツーリズムセンター

TEL:03-5834-7966 FAX:03-5834-7972

【お申込み】下記のお申込みフォームまたは電話、ファックスでお名前、メールアドレス、ご連絡先電話番号を日本エコツーリズムセンター事務局にお知らせください。エコツアーカフェ終了後は食事をしながらの懇親会もあります(実費)。

 

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