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[2012.03.15]エコツアーカフェTOKYO44

今回は西日暮里にて開催

琉球の原風景が残る島、与論で働きたい!

鹿児島県、奄美群島の一つである与論島。この島の自然や歴史、そして生活の中で感じた文化や伝統、人の魅力を、与論島に縁の深いお二人に存分に語っていただきます。

 

鹿児島県に属しながらも、一部では「沖縄よりも琉球らしい」と言われることもある、独特の文化が息づく与論島。最大の魅力は、その豊かな自然です。美しい海と珊瑚の景勝地には多くの観光客が訪れます。温暖な気候を活かし、さとうきびを中心に野菜、熱帯果樹、花卉の栽培も盛んです。

 

今回のゲスト、竹盛窪さんは与論島で有機農業を営みながら、島を元気にしたいと与論うんぱる地域協議会を立ち上げ活動している、地元のキーマン。今年度は、田舎で暮らしたい、働いてみたいと思っている都市の人材と農山村をつなぐ農林水産省「田舎で働き隊!」の研修生として石田奈津子さんを受入れ、与論島の活性化のために一緒に活動しています。

与論島での農作業と、農産品等を活用した特産品作りを考える毎日は石田さんにとってはとても刺激に満ちたものになっています。さらに与論島独自の伝統文化から多くの気付きを得ているといいます。

 

まだまだ知られていない与論島の奥深い魅力を、竹さんの地元目線と、都市から移住した石田さんの真新しい視点の双方から探ってみませんか? お気軽にご参加下さい。

 

【たけ・もりくぼ】与論町生まれ。与論町役場職員を経て、現在、与論うんぱる地域協議会会長。与論島の歴史探索、無農薬果樹栽培、渡り蝶観察など幅広く活動。パーマカルチャーの実現、与論活性化を目指す。

【いしだ・なつこ】1986年、大阪の寺の娘として生まれ育つ。大学卒業後、東京のIT関連の会社に就職するも、大学時代に自転車やヒッチハイクでまわった田舎の魅力が忘れられず、会社員をしながら地域活性化の活動を続ける。去年10月からは仕事を辞め、「田舎で働き隊!」研修生として与論島へ。現在に至る。

<与論うんぱる地域協議会ホームページ>:http://yoron.ecotourism-center.jp/

エコセンProject04

 

■開催レポート■

田舎で働き隊!(はたらきたい!)と、住みなれた街を飛び出した“現代っ娘”と、島への愛あふれる“農夫”という異色のセッションで、今夜のエコツアーカフェはお送りします。

 

鹿児島と沖縄の間、奄美群島に属する与論島は、沖縄返還までは観光客が大勢やってきたリゾートでした。 今は、海水温度の上昇でサンゴの死滅が問題となっています。 しかし、沖縄でもない、鹿児島でもない、作りすぎてない独自の素朴な魅力があります。島生まれで、今回働き隊員の受け入れホストとなった竹盛窪(たけ・もりくぼ)さんは、「与論を環境の島にしたい」という、気持ちから、エコツーリズムや働き隊の企画など、さまざまな試みにチャレンジしています。自宅は、亜熱帯のようなプチジャングルでさまざまな植物が植わっています。

 

大阪のお寺の娘として育った石田奈津子さんです。大学卒業後、2年間東京で営業として働いた後、伝統野菜の普及などに携わり、より深く農業と関わりたい、と「田舎で働き隊」に応募しました。

 

島の産業であるサトウキビやインゲンの栽培、花卉栽培の作業を一から教わりました。

「島では、仕事と生活が一体化していて、みんなとても働き者」と話します。昼には外で仕事をし、夜には工芸品を作る。「サラリーマンをしていた時のほうがきっちりと土日に休みをとっていた」とあらためて目からウロコが落ちる実感だったようです。自然、生きものを相手にするというのは、365日一年中が仕事なのですね。

 

 

一人暮らしじゃ寂しかろうと竹さんに薦められ、石田さんは田舎生活のお伴に子ヤギを飼いました。はじめは脱走していたヤギもすっかり懐いて、愛らしい存在になりました。

 

田舎の素晴らしさにどっぷり漬かりながら、「大きな刺激がなく、毎日同じ顔ぶれで何が楽しんだろう」と都会出身らしい疑問も抱いたのも事実です。でも、島の自然・仕事・人と接していくうちに、「小さなことにも楽しさを感じられる幸せ」こそが、都会にはないものだと実感していきました。「風に音がある」。そんな島の豊かさに気づいたのです。

 

他にも、島に残る葬礼の風習や、手間がかかって継承者の少ない中、一人の女性が人生をかけて伝承されている芭蕉布づくりの現場に触れ、島の文化の力強さも知りました。

 

石田さんのお知り合いもたくさん集まりました。ヨロンマラソンで知り合った人、空港からの電車でたまたま隣り合った女性…。人と人との交流、数々の出会いひとつひとつが、働き隊の生んだ宝物です。

 

最後にこれからの与論島について。

「おばあさんおじいさんが語り継ぐべきもの。こどもたちが、受け継ぐべきもの。新しく取り入れていくもの。それぞれを島の人たち自身が考えていかなきゃいけないと思いました。守っていくことの大切さをすごく感じた与論島、たましいの島です。」と5ヶ月の田舎暮らしの体験を振り返り、「とーとぅがなし=ありがとう(尊尊我無)」と締めくくりました。

石田奈津子さんの「田舎で働き隊!」レポートは、与論うんぱる地域協議会のページで見ることができます。

参 加 者 の 声
  • ヨロンマラソンでの思い出が蘇りました。なっちゃん(石田さん)と竹さんのプレゼンも素晴らしかった。また行きたいです。

     

  • ガイドブックを一冊読んだようで勉強になりました。車で来たので最後まで残れず残念でした。今年、エコツーリズムで田んぼ体験も担当するので何か勉強になればと思い参加しました。

     

  • 楽しいお話でした。でも楽しいだけでなかったのがさらに良かったです。

     

  • 意外な与論の姿が印象的でした。

     

  • 新しいものを受け入れることと、昔からのものを受け継ぐことのバランスをとる難しさを感じました。与論献奉とすごく似ているのが伊良部島にもあったなと思い出しました。旧暦で日々を考えるということが新鮮でした。『小さな喜びに気付く心の豊かさ』『風の音がする』。方言や文化などが歴史や時代の中で翻弄されて消えていくことをとても感じました。

     

  • 島の美しさ、温かさが伝わって来ました。ゆっくりステイしてみたいです。

     

  • 石田さんの成長が頼もしかった。

     

 

 

★エコツアーカフェTOKYO★

琉球の原風景が残る島、与論で働きたい!

 

【ゲストスピーカー】竹 盛窪氏(与論うんぱる地域協議会会長)

            石田 奈津子氏(農水省「田舎で働き隊」研修生)

【日時】2012年3月15日(木)19:00-20:30

【参加費】500円(飲み物付)

【場所】日本エコツーリズムセンター事務所

    東京都荒川区西日暮里5-38-5 日能研ビル2F

 ※会場を渋谷から西日暮里に変更いたしました

 

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【お問い合わせ】日本エコツーリズムセンター

  TEL:03-5834-7966 FAX:03-5834-7972

 

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