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[2011.08.23]エコセンシンポジウム「ジビエで獣害を考えよう」

ジビエで獣害を考えよう

「ジビエ」って知っていますか? 獣害対策で獲ったシカやイノシシの肉をジビエとして販売している地域があります。地域の取り組みを聞きながら、ジビエも楽しめる企画です。

 

エコセン全国シンポジウム2011

地域に広がる獣害の被害への対策として、ジビエ料理を活用している地域があります。ジビエとは狩猟によって得られた野生の肉のこと。捕獲したシカやイノシシの肉を加工・販売して地域おこしをしている取り組みをご紹介します。

そして、実際に各地のジビエ料理を楽しめます! 試食をしながら、パネリストとエコセン世話人、そして参加された皆さんを交えて、ワールドカフェ方式のグループディスカッションを行います。

 

エコセンでは、昨年度から野生動物をテーマにさまざまな活動をしていますが、今年度は、特に地域にひろがる「獣害」について取り組んでいきます。

 

エコツーリズムに関わる大勢の人たちが全国から集まるシンポジウムは、新たなネットワークをつくる絶好の機会。ぜひ皆さまのご参加をお待ちしております。

なお、席に限りがあり、満席となる可能性もありますのでお早めにご予約願います。

 

エコセンシンポジウム

 

エコセンProject05

 

エコセンシンポジウム「ジビエで獣害を考えよう」

第1部◎シンポジウム

基調講演
「獣害を地域活性化に活用! 地域づくりの新たな起爆剤となった獣害対策例」

鹿熊勤氏 フリーランスライター、
ビーパル地域活性化総合研究所主任研究員

 

鹿熊勤

[かくまつとむ]1960年、茨城県生まれ。評論からインタビュー、特集企画、通販の文案支援まで請け負う活字のひとり総合商社。雑誌界を中心に生息し、一人称の原稿を筆名のかくまつとむ、三人称の取材記事は本名の鹿熊勤で書いている。ライフワークは自然から生まれた知恵の記録。著書に『葉っぱで2億円稼ぐおばあちゃんたち』、『仁淀川漁師秘伝』、『木を読む』(いずれも小学館)、『江戸和竿職人歴史と技を語る』(平凡社)、『日本鍛冶紀行』(WPP)、『紀州備長炭に生きる』(農文協)など。


 

 

基調報告1
「南富良野エゾカツカレーで交流人口アップ」
(北海道南富良野町)

川村勝彦氏 南富良野町商工会副会長

 

南富良野エゾカツカレーをはじめとした「なんぷブランド」の展開等により、エゾシカの生息数も多く獣害という悩みを逆手にとった取組みを語っていただきます。

 


 

基調報告2
「優美さ手触りの良さで注目集まる鹿皮革。
日本の伝統文化・鹿皮革を地域づくりに」

田崎義浩氏 日本大学短期大学部生物資源経済学研究室助教 

 

鹿の皮を使った革製品の取組みをご紹介いただきます。

 


 

第2部◎ジビエ・ワールドビアガーデン

全国からジビエ商品を集めて、展示&試食をします! 同時にワールドカフェ方式のディスカッションでさらに議論を深めたいと思います。
ゲストとして野生食材料理家・蜂須賀公之氏による料理も堪能いただきます。

 

ジビエ・メニュー

 

◎エゾ鹿肉

エゾ鹿肉の最大の特徴は低脂肪であることです。またDHA等の人体に有益な 多価不飽和脂肪酸が一般的な畜肉よりも高い割合で含まれていることと、鉄も多いという特長があります。どんなメニューになるか、当日までお楽しみに!

 

【提供:北泉開発株式会社】エゾ鹿による被害対策の一環としてエゾ鹿肉を食材とする有効活用の取組みに賛同。生体捕獲・一時養鹿・屠畜・解体・販売までの養鹿事業に新分野進出も兼ねて挑戦をしています。

 

◎鹿ちゃんコロッケ

じゃがいも、かぼちゃの2種類。2時間かけて煮込んだ鹿肉をミンチにしてコロッケにしました。かぼちゃコロッケはニラを入れ、チーズを中に包みます。

 

◎猪丼まんじゅう

猪肉、玉ねぎ、ねぎ、糸こんにゃくを入れて煮こんだ具を、中華まんじゅうの皮に包みます。

 

【提供:野原村元気づくり協議会「野原げんき村」】地元学から始まった三重県大紀町の野原村元気づくり協議会は、廃校を拠点に「野原工房げんき村」として毎週土曜日午前10時~午後1時に開店します。自慢は特産品をつかったオリジナル商品の販売で、特に鹿肉コロッケと猪丼が人気メニュー。地元の悩みのタネであった獣害対策に寄与し、一石二鳥以上の相乗効果を得ています。鹿ちゃんカレーも人気。

 

◎シカシチュー

市販のルーを使ったシカシチューです。冷蔵庫で肉を数日間熟成させること、保温鍋でじっくり加温することがおいしく作るコツ。硬めのモモの部位を使っても、じっくり加熱することでスジも柔らかく崩れ、食べやすくなります。

 

【提供:Hug!Hug!Nature~食べるを楽しむアウトドアをご提案~】シカ、イノシシ肉をもっとたくさんの方に味わってもらうべく、獣肉の安定供給、販売体制の開拓を行うと共に、家庭料理でも楽しめるシカ肉試食会を開催しています。ハンターと一緒に猟区を歩く企画や、猟銃所持や第一種狩猟免許の取得支援体制も整備中です。

 

◎あがしし君カレー

群馬県吾妻郡には、中之条町を含む6カ町村があり、吾妻郡内で捕獲駆除されたイノシシ肉を利活用して商品を開発しています。「あがつま」で獲れた「いのしし」から、「あがしし君」と命名。今回は、ちょっと辛めの味付けのイノシシ肉入りレトルトカレーをご提供いただきました。

 

【提供:群馬県中之条町】同町では、イノシシ、サル、クマ、ハクビシン等の有害鳥獣被害に対応するため、有害鳥獣捕獲隊による 捕獲駆除を行っています。また、電気防護柵の設置、支障木や竹林等の伐採による緩衝帯整備、被害農林業者への わな猟免許試験取得に対して補助を行ったり、ロケット花火等の追い払い器具の無償提供も実施しています。

中之条町公式サイト http://town.nakanojo.gunma.jp/

 

◎シマント・ウォンテッド・ジャーキー

鹿のうまみを最大限に引き出す野草木を使用し、四万十川流域産栗焼酎と山間米酒(100%西土佐産ヒノヒカリ使用)、無添加醤油に天日の山塩、香味野菜を加えた漬け込み液に漬け、流域の炭を使い特殊な茶葉で燻製にしました。

 

【提供:しまんとのもり組合】平成15年に猟友会、役場、農家、主婦などが集まり、「害獣を益獣に」をスローガンに組合を設立。猪や鹿肉を使った料理を研究しています。平成17年に「四万十猟師の猪汁セット(季節限定)」を販売。その後、猪が激減し、鹿肉を使った商品開発に着手しました。現在はおもてなし料理を開発し、商品化を目指しています。

 

◎「賤ヶ岳(しずがたけ)猪吉郎」、「賤ヶ岳しか丸」(ジャーキー2種)

滋賀の湖北、史跡である賤ヶ岳山麗一帯でとれた猪、鹿の肉を減圧乾燥 機で低温乾燥することで、従来多く処分されていたスジの部位の商品化 にも成功。保存料・調味料を使用せず、自然の風味を重視した商品です。 栄養価・味もそのままで臭みも少なく、好評をいただいている商品です。

 

【提供:株式会社ラ・余呉湖はごろも】地元でとれた猪や鹿の肉を、冬の味覚として鍋や焼肉などのメニューで宿泊客に提供してきましたが、スネやモモ等の部位が廃棄処分されていることを知り、新たな商品の開発に着手。食肉製品製造業の営業許可も取得し、現在では他地域の猪・鹿肉の製品製造も受託しています。

 

※第1部シンポジウムは平成23年度独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けて開催されます。

 

★エコセン全国シンポジウム★

 

【日 時】2011年8月23日(火)16:00〜20:00

【会 場】日本エコツーリズムセンター

    東京都荒川区西日暮里5-38-5 特設会場

    ※山手線の線路沿いの道からお越しください。

【参加費】3,000円

    ※当日はマイ箸・マイスプーンをお持ちください!

【お問合せ】日本エコツーリズムセンター

TEL:03-5834-7966 Fax:03-5834-7972

 

日本エコツーリズムセンター地図

 

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