エコセン事務所開所日

月水金(祝日の場合は休)
エコセン

 

「教育と刃物」セミナー報告

 

The World Travel & Tourism Council

Google

WWW を検索

エコセンの中を検索

連続セミナー「災害と減災」をベースにしたエコセン前代表広瀬敏通氏の新刊です!

災害を
生き抜く

地域を元気にする地元学

地域活性化のヒントと実例がここにある。エコセンブックレット誕生!

地域を元気にする地元学

 

フクシマBOOK

マスメディアからは聞こえない原発被害・福島の声!

フクシマBOOK

 

 

 

自然学校「エネルギー・プログラム」アイデア集

身近な自然資源からエネルギーを自給!

自然学校「エネルギー・プログラム」アイデア集

 

 

野生動物インタープリター

獣害対策や地域活性化を推進する人に!

野生動物インタープリター

 

 

 

 

災害を生き抜く

エコセン連続セミナー「災害と減災」をベースにした前代表広瀬敏通氏の渾身の書

災害を生き抜く

 

RQ災害教育センター
地球環境基金
Share/Bookmark

[2011.9.14]第3回エコセンセミナー

エコセンセミナー@西日暮里第3弾!

国境なき「想いと夢」
~世界を駆けるウーマンドクターが語る

エコセンのいちばんの魅力は、さまざまな専門分野に精通した人たちとのネットワークがあること。エコセンではそのネットワークを活かし、エコツーリズムとその周辺をテーマにした各種セミナーを開催していきます。

診療風景子供たち

医師として国際的に活躍をしている名知仁子さんをゲストにお迎えします。マザーテレサの本に感銘を受けて国際医療を目指した名知さん。2001年から念願が叶い、国際医療団体(1999年ノーベル平和賞受賞)の医師として、タイ、ヨルダン、ビルマ、ミャンマーで、少数民族、イラク戦争の難民、サイクロンの被害者と向き合いながら活動をしてきました。そして今、「医だけではなく食も同時にケアーできる場を」と、ミャンマーにクリニックと菜園を創るために奔走中です。

自ら癌という大病をかかえながら、未来に向かってぐいぐいと道を拓いていく名知さんに、各地で経験したこと、感じたこと、そしてライフワークのミャンマーのクリニックと菜園に向けた夢などを語ってもらいます。

 

名知仁子さんからのコメント

「5月、宮城県石巻の医療援助に参加させていただく機会を得ました。その現実は、国際医療団体で活動経験のある私でさえ、想像を超えるものでした。悲惨。そして祈り。さらに地球上どこにいても人間として、医師として同じだと、強く感じました。それは人のその人レベルの幸せを願うこと、自立して心の豊かな生活が出来るような環境を持つことです。自分の人生、自分のやりたい! その気持ちだけで人に助けられながら、国際援助の現場に携わることが出来ました。タイの活動から イラク戦争、そしてミャンマーでのクリニック設立と菜園開設の夢は膨らむばかりです。今、東南アジアの中でも有数の乳児死亡率とマラリアによる死者が多いミャンマーで、特にこども達と母親に医療の手を、また栄養失調で死亡する人々に地域を巻き込んでの菜園つくりを通して“人の生と死”を改善していきたいと思っています」

 

【なちさとこ】内科医、循環器医。気功師。2002年から国際医療団体(ノーベル平和賞受賞)の医師として、タイの山岳民族の居住区、ヨルダンやミャンマーの難民キャンプや被災地などで活動。現在は日本で在日外国人へのボランティア検診などを行いながら、ミャンマー ファミリー・菜園クリニック設立を目指して活動中。

 

エコセンProject12

 

第3回目の今回は、国際医療に長年携わり、現在ミャンマーにクリニックと菜園を作るべく活動を行っている名知仁子さんをゲストにお迎えしました。実は内科・循環器科の医師、大学非常勤講師、さらには気功師という肩書きをお持ちです。ストレッチから講演がスタートです。

 

多くの困難にぶつかりながらも、持ち前のバイタリティーで乗り越えてきた名知さん。どんなに忙しいときでも国際医療の現場で活躍する自分を想像しながら、毎日語学の勉強を続けたそうです。途中、原因不明の病にも襲われましたが、厳しい闘病・リハビリ生活にも正面から向き合い、長年の夢「国際医療の舞台での活躍」を現実のものとしました。

異文化の中での、日本とは全く異なる生活の様子もユーモアたっぷりに語っていただき、会場の笑いを誘いました。同時に、十分な治療を行うことが出来ないまま患者を亡くしたときの例えようのない悲しみ、苦しみについても語って下さいました。実は活動の98%を占めているというこの悲しみ苦しみも、医師としてのやりがいを感じられる2%分の喜びで乗り越えて来たのだそうです。

 

ミャンマーでは、子どもだけでなく大人も栄養不足に陥り、日本ではすぐに直る病でも死に至ることがあります。病を克服するのには、体力も必要。医療だけでなく、同時に食の改善についても取り組む必要性を感じ、現在は「ミャンマー ファミリー・クリニックと菜園の会」の活動に精力的に取り組んでいます。「努力すれば、願いは必ず叶う」と語る名知さんから勇気をもらった参加者が多かったようです。終了後の懇親会にも大勢の参加者が。バイタリティーをたくさん分けてもらって、今回のセミナーは終了となりました。

 


参 加 者 の 声
  • 普段きけないような話がきけてよかった。
  •  

  • 写真などを見ながらの説明はわかりやすく、納得がいくものだと感じました。
  •  

  • 迫力でした。本当に中身の濃い人生。そしてこれからが楽しみな活動ですね。
  •  

  • 熱い思いが伝わってきました。名知さんご自身に興味がわきました。
  •  

  • 豊かな日本にいたら気が付かない事が多々あり、自らも出来ることがあれば進んで実行しようと思った。
  •  

  • いつかは国際協力の道に進みたいと思っています。その気持ちに対して勇気付けられました。
  •  

  • やりたいことをあきらめずに続ける意思は本当にスゴイ!
  •  

  • 行っている活動も素晴らしいと思いましたが、何よりも名知さんが歩んできた道をお聞きし、意志の強さや人間のもつ可能性の広さを感じました。自分が出会ったご縁や自分の出来ることでみんながベストを尽くせたら、世の中はもっと変化すると思いました。
  •  

  • 人と人とのつながりに共感できた。マザーテレサの話、私も感銘を受けた一人だったので、とても嬉しかった。人間は無限大。思いをつづければ叶うことを学びました。
  •  

  • 病気、女性であること、日本人であることのハンデがあっても頑張って今まで来られたのがスゴイと思いました。

 

 

 

 

★エコセンセミナー@西日暮里★

国境なき「想いと夢」~世界を駆けるウーマンドクターが語る

 

【ゲストスピーカー】名知仁子(内科医、循環器医)

【日時】2011年9月14日(水)19:00-20:30

【参加費】1,000円(飲み物・お菓子付)

【場所】日本エコツーリズムセンター事務所

    東京都荒川区西日暮里5-38-5 日能研ビル2F

 

日本エコツーリズムセンター地図


より大きな地図で 日本エコツーリズムセンター を表示

 

【お問い合わせ】日本エコツーリズムセンター

  TEL:03-5834-7966 FAX:03-5834-7972

 

 

Share/Bookmark

 


▲TOP | 問い合わせ