田舎で働き隊! 隊員募集

 

田舎で働き隊!は農山村の活性化のために人材が必要な地域と、

田舎で暮らしたい、働いてみたいと思っている都市の人材とをつなげる、

都市人材の活用推進事業(農林水産省 食と地域の交流促進対策交付金)。

現在、福島県東白河郡鮫川村での隊員を募集しています。
鮫川村は、阿武隈山系南端の頂上部にある、

村の大部分が標高400~650メートルという山脈丘陵地帯です。

農的体験交流活動を推進するNPO法人あぶくまエヌエスネットの支援のもと、

3月に発生した東日本大震災の復興支援を中心に研修を実施します。

地域を元気にしたいと思っている方からのご応募をお待ちしています。

 

募集要項
研修場所 宮城県栗原市耕英地区:くりこま高原集落活性化協議会【定員に達しました】
宮城県栗原市中山田地区:栗駒中山田地域協議会【定員に達しました】
福島県東白川郡鮫川村:鮫川村地域協議会
石川県白山市白峰地区:白山白峰伝統文化伝承協議会【定員に達しました】
長野県下伊那郡泰阜村:南山地区活性協議会【定員に達しました】
高知県四万十市:四万十川流域元気な地域づくり協議会【定員に達しました】
高知県幡多郡柏:柏島地域活性化協議会【定員に達しました】
鹿児島県大島郡与論町:与論うんぱる地域協議会【定員に達しました】
研修期間 研修開始:2011年8月1日〜9月末からの6~7カ月間
募集条件 20歳以上の健康な男女
募集人数 各地域1名
研修手当 最大14万円/月(ただし滞在費(宿泊費など)を7万円程度/月、手当から支払いいただきます)
宿泊場所 受け入れ地域により異なる
保険 傷害保険に加入
応募方法 申込みフォームにて受付。>申込みフォームをダウンロード
記入後は日本エコツーリズムセンターに送信 >メールアドレス
審査 書類審査後、面接
事業団体 各地の協議会
事業サポート NPO法人日本エコツーリズムセンター

 

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募集地域

各地域の協議会のホームページに募集要項等の詳細が掲載されています。

 

 

[研修地域]

宮城県栗原市栗駒沼倉耕英中

くりこま高原集落活性化協議会

研修地の特色
戦後に入植し開拓した栗駒山中腹の開拓地、そして山裾の伝統的な知恵が息づく里山の双方が活動先です。2008年6月に発生した「岩手・宮城内陸地震」の震源に近かったために甚大な被害を受けましたが、これまでの中心であった農業だけでなく、自然環境や観光資源を活かした取組みを創造しながら復興に向けての歩みを進めていくことを目標としています。
研修内容(予定)
地域特性を活かし、高原農業(特に大根・イチゴ・生花)、観光農業(ハーブガーデン・キッチンガーデン)を実践するほか、畜産や林業なども体験出来ます。地域行事に参加し、さらに企画にも携わりながら情報収集を行い、地域交流促進の企画も行います。 また、自然学校の運営手法を学びながら、登山、川遊びなどの自然体験プログラムの指導補助、東日本大震災の被災者向けプログラムの企画・運営も担当していただきます。実践的な研修を受けながら生活し、過疎化した地域の活性化に取り組みます。

《活動のテーマ》 ●東日本大震災の復興支援活動
●交流事業の企画と運営
●登山・川遊びなどの自然体験プログラムの指導補助
●高原農業の実践体験
●観光農業の実践
●家畜飼育、地域林業の体験
●地域行事への参加
●地域の情報収集と配信
●地区内の交流促進
●自然学校の運営手法を学ぶ
>>くりこま高原集落活性化協議会
研修支援団体:くりこま高原自然学校について
東北のほぼ中央、宮城・岩手・秋田の三県にまたがる栗駒山(標高1627.7m)の宮城側の中腹に1996年に開校。青少年の健全育成のための野外教育・冒険教育をベースにした長期キャンプなどの事業や、様々な自然体験プログラム・自然ガイド・環境教育活動を行っている。 創造的な農的な暮らしの実践を通して不登校・引きこもりのための寄宿制度も展開している。寄宿生とスタッフと共に生活を創造しながら、グローバル経済に翻弄されない、持続可能で平和で豊かな暮らしづくりに寄与している。
全国の自然学校とネットワークを持ち、「人と人」「人と自然」「人と社会」をつなぐ役割を担っている団体です。全国各地から若い世代を受入れ、この地域で将来の夢と希望を語れる人材を育てていきたいと考えます。
>>くりこま高原自然学校

 

 

[研修地域]

宮城県栗原市松倉中山田

栗駒中山田地域協議会

研修地の特色
宮城県栗原市の中山田地区です。棚田と里山が広がり、稲作を中心に成り立ってきた農村が活動地です。高齢化や過疎化が進み、それに伴って里山の荒廃や耕作放棄地の増加などの課題を抱えています。
研修内容(予定)
地域内での行事や寄り合いなどに参加して情報収集しながら、さらなる地域活性化を図る取組みを考えます。
また、登山や川遊びをはじめとする自然体験プログラムでの指導補助も期待されており、地域内で活動する自然学校の運営手法やノウハウを学びながら、特に東日本大震災の復興支援の一環として被災者向けのプログラムを企画・運営します。

《活動のテーマ》
●東日本大震災の復興支援活動
●交流事業の企画と運営
●登山、川遊びなど自然体験プログラム指導補助
●家畜飼育
●里山整備活動、耕作放棄地の復元
●地域行事への参加
●地域の情報収集と配信
●地区内の交流の促進
●自然学校の運営手法を学ぶ
>>栗駒中山田地域協議会
研修支援団体:NPO法人くりこま高原・地球の暮らしと自然教育研究所について
協議会メンバーのNPO法人くりこま高原・地球の暮らしと自然教育研究所が研修をサポートします。
2003年に設立、2008年より栗駒中山田地区での活動を開始。伝統的な農山村の暮らしが残る中山田地域の魅力を発信するため、地域住民と連携したエコツアーや地元学ワークショップの実施や、農的暮らしのワークショップを開催。
定期的に里山整備のワークキャンプを開催し、都会の若者・学生たちと休耕田や古道の整備を実施。その他、子ども向けの里山生活体験キャンプ、石窯料理体験などによる地域交流の活性化、家畜の放牧による耕作放棄地の整備、間伐剤を利用した炭づくりなど里地里山の環境保全活動に取り組んでいます。

 

 

[研修地域]

福島県東白川郡鮫川村葉貫

鮫川村地域協議会

研修地の特色
福島県阿武隈南部高原の南端に位置する鮫川村が研修地です。ここでは一人暮らしの高齢農家が増加し、それに伴い耕作放棄地も増えています。これを解決の方向に導くために、行政やNPO法人などが異業種ネットワークを構築し、環境維持保全だけではなく雇用も創出できるようなモデル地区を目指して取組みを進めています。3月に発生した東日本大震災を受け、地域の復興支援活動も始まっています。
研修内容(予定)
NPOの経営・活動のノウハウを学びながら、3月に発生した東日本大震災の復興支援の取組みを中心に研修を実施します。事業実施主体である鮫川村地域協議会が、行政やNPO法人と協働し、多様な異業種ネットワークを構築しながら、研修を行っていく予定です。

《活動のテーマ》
●米を含む農産物の食以外(燃料等)の活用方法の検討
●大学の研究機関等との連携
●今後の地区のあり方についての検討
●地域の情報収集と配信
●地区でのワークショップおよび活動報告会の開催
>>鮫川村地域協議会
研修支援団体:NPO法人あぶくまエヌエスネットについて
福島県阿武隈の南部高原に位置する鮫川村を中心に、関東など広範囲に活動をしている「NPO法人あぶくまエヌエスネット」が研修を支援します。
「土・自然から学び共に生きよう」をコンセプトに、農的体験交流活動を推進している団体で、過疎中山間地域が抱える課題を、元気と活気が生まれる体験交流事業を通じた楽しい解決を目指しています。すべての世代が健康で人間的にスキルアップし様々な分野での伝承(バトンタッチ)ができるよう支援しています。

 

 

[研修地域]

石川県白山市白峰地区

白山白峰伝統文化伝承協議会

研修地の特色
石川県最南部の白山麓に位置する白峰(旧白峰村)が研修地です。標高約500メートル、人口約1千人の山里で、白山の登山口として知られており、中世からの伝統的な白山信仰が根付いている日本有数の豪雪地帯です。農業の盛んな地域でしたが、ダム建設による水没地住民の村外転出も原因となり、人口が減少しており、高齢化率も高まっています。現在は地域活性化を目指す団体が立ち上がり、白山市との協働で「伝統的町並みを活かしたまちづくり事業」が開始され、重要伝統的建造物群指定に向けて調査活動や小民家再生・活用、イベントの自主運営などが勧められています。この活動を支援しながら、地域を守り育てる仕組み・体制づくりに共に取り組んでくれる研修生を募集しています。
研修内容(予定)
地域の自然・伝統文化を活用した中山間地域の活性化モデルを、白峰で確立するために、下記の活動を行います。

《活動のテーマ》
●交流事業の企画と運営
●地域行事への参加
●地域の情報収集と配信
●地区内の交流の促進
●コミュニティービジネスの運営手法を学ぶ
●伝統農業「出作り農業」
>>白山白峰伝統文化伝承協議会
研修支援団体:NPO法人白山しらみね自然学校について
活動を支援するのは、2006年から活動している白山しらみね自然学校です。この団体は白峰固有の生活文化や豊かな自然など、地域資源を活用したグリーン&エコツーリズム推進による地域振興を目指しており、行政や住民との協働によるエコツアーの企画と実施、地域の内外をつなぐ情報のワンストップサービスの窓口として機能しています。21、22年度にも研修生を受け入れた実績があります。

 

 

[研修地域]

長野県下伊那郡泰阜村

南山地区活性協議会

研修地の特色
長野県下伊那郡泰阜村の南部地域にある、5つの集落で構成された南山地区と呼ばれる地域で活動します。いわゆる限界集落の中で、地域住民は渓流魚養殖事業を立ち上げ、協力して取組んでいますが、徐々に高齢化も進んできており後継者問題が課題となっています。南山地域の地域づくりの人材を都市部から募集し、地区固有の生活文化・歴史を共に体験しながら、集落住民全体で育てている地域です。
研修内容(予定)
山村留学のこどもたちの相談員が主な業務になります。相談員とは、こどもたちの相談役であり、指導員や先生とは役割が変わります。こどもも大人も共に生きる仲間という考えの元、大人の考えで物事を進めるのではなく、こどもの意見を尊重し、時には見守ることも、時には大人として叱ることもあります。具体的にはこどもたちとご飯作り、五右衛門風呂焚きなど暮らし全般をまわします。子どもたちは日中、地元の学校に通っていますので、山村留学の事務業務、また夏の短期自然体験事業であるこどもキャンプの事務作業などがあります。こどもたちの良質な学びのために、地域との連携も重要視しているため、地域の行事や寄り合いにも参加していただきます。

《活動のテーマ》
●山村留学参加者の相談対応
●交流事業の企画と運営
●地域行事への参加
●地域の情報収集と配信
●地区内の交流の促進
●NPOの運営手法を学ぶ
>>南山地区活性協議会
研修支援団体:NPO法人グリーンウッド自然体験教育センターについて
泰阜村を拠点に活動しているNPO法人グリーンウッド自然体験教育センターが活動を支援します。次代の担い手である青少年の「心の豊かさ」や「生きる力」を育もうと、全国から集めた小中学生を地元の学校に通わせながら、自分たちで暮らしを創る山村留学「暮らしの学校だいだらぼっち」を柱に、夏・冬の休みには約1,600人の子どもと青年が集まるキャンプなどを実施しています。里山の自然や暮らし、地域に根付く生活文化を学びの土台とした環境教育を行っています。

 

 

[研修地域]

高知県四万十市西中半

四万十川流域元気な地域づくり協議会

研修地の特色
四万十川流域には山・川・田畑など自然資源が豊富で、特に「最後の清流」である四万十川は全国的な知名度を誇ります。しかし木材の低価格化が進み、木材で採算がとれなくなったために手入れが行き届かず、山が荒廃しているところもあります。山林の荒廃は、湧き水の量の減少や、水質の変化による魚やえびの減少などにも影響を与えます。そのような状況の中で、山林荒廃を食い止めるための間伐の取組みも始まり、その中で出た間伐材や端材を商品化するべく取り組んでいます。
また、廃校を利用した宿泊・自然体験施設、農家レストラン、直売所などが立ち上げられ、地域を活性かする取り組みが進んでいます。さらには四万十川流域に多く存在する観光・体験スポットで、新たな需要を喚起するべく、各地区の情報を効果的に集約し発信する活動も始まっています。
研修内容(予定)
高知県84プロジェクト(森林率84%の高知県の森林資源を活用し、新たな価値を創り出そうという取組み)に沿った林業と加工産業を体験します。また地域の自然学校の運営手法を学びながら、カヌーやマウンテンバイク、登山などのプログラム指導補助も担当していただきます。寄り合いやイベント等にも参加して積極的な情報収集に努めていただき、自然体験プログラム提供者の情報を取りまとめ、HP等で情報発信していくことで新たな需要を喚起していきます。

《活動のテーマ》 ・野外体験の指導補助
・林業と加工産業の体験
・地域行事への参加
・地域の情報収集と配信
・地区内の交流の促進
・自然学校の運営手法を学ぶ
>>四万十川流域元気な地域づくり協議会
研修支援団体:四万十楽舎について
研修を支援するのは、高知県西部の四万十市(旧幡多郡西土佐)西土佐中半にあり、雄大な四万十川流域で活動している四万十楽舎です。廃校舎を利用した自然体験型宿泊事業、生涯学習事業、地域活性化事業を核として、住民の皆さんの協力を得ながら活動しています。
四万十ガイヤ自然学校(四万十市佐田)も研修を支援します。両団体とも、四万十川流域に現存する美しい自然を保護し、その環境を維持して未来につなげること、そして地域を活性化させ、都市部と農山村の交流を図る拠点として活動しています。
>>四万十楽舎

 

 

[研修地域]

高知県幡多郡大月町柏島

柏島地域活性化協議会

研修地の特色
高知県の西南端、足摺宇和海国立公園内にある小さな島が活動先です。柏島沿岸は海流が交じり合う地点であり海洋生物の宝庫となっています。
しかし過疎化、高齢化が進み、古くから栄えた漁業は漁獲量の低下、魚価の低迷などから小規模化してきています。地域特色を活かしスキューバダイビングも盛んになりましたが、多くのダイバーが集まり地域活性化につながっている一方で、漁業との摩擦や海中環境の悪化、観光客増加による違法駐車やごみの不法投棄も発生し、地域住民との間でトラブルも生じました。
現在では地元NPOの熱心な働きかけによって関係者間のコミュニケーションが図られ、住みよい島に向かって関係改善が図られてきています。
研修内容(予定)
柏島の海で調査研究活動を行い、その成果を地元住民や訪問客に還元する里海セミナーを実施します。次世代を担う子どもたち向けの環境学習や体験実感学習、成人向けのエコツアーも開催しており、それらの指導補助や企画運営もしていただきます。地域で行われる寄り合いやイベントなどにも積極的に参加し、地域内の交流促進に取り組みます。

《活動のテーマ》 ・新たな環境学習やエコツアーのメニューづくり
・藻場再生に関わる潜水調査業務(ダイビング経験者)
・柏島周辺に生息する動植物の撮影や調査業務
・地域の情報収集と配信
・交流事業の企画運営
・地区でのワークショップおよび活動報告
>>柏島地域活性化協議会
研修支援団体:NPO法人黒潮実感センターについて
同団体は、島が丸ごと博物館(ミュージアム)と捉え、「人が海からの豊かな恵みを享受するだけでなく、人も海を耕し、育み、守る。」という「里海」の考え方を提唱し、人と海が共存できる持続可能な里海づくりを目指しています。「自然を実感する取り組み」「自然を活かす暮らしづくり」「自然と暮らしを守る取り組み」が活動の3つの柱となっています。
>>NPO法人黒潮実感センター

 

 

[研修地域]

鹿児島県大島郡与論町古里

与論うんぱる地域協議会

研修地の特色
与論島は、その温暖な気候を生かし、さとうきびを基幹作物に、輸送園芸(野菜・花・熱帯果樹)を組み合わせた複合的農業形態がとられている地域です。島内には民宿や、グラスボートやシーカヤック、シュノーケリングなど海の体験が出来る施設もあり、国定公園の特別地区にも指定された海中公園を有する海岸は、美しい海と珊瑚の景勝地を求める観光客であふれます。研修地となる古里地区には、漁師を営む家庭もあり、伝統文化・芸能などの保存にも積極的な集落です。
基幹産業である農業だけでなく、観光の要素を多く取り入れた観光農業や体験型プログラムの受入れ整備を行い、同時に「人と自然が共生する環境づくり」を基本とした持続可能な取り組みが必要とされています。
研修内容(予定)
研修を行う地域内の諸行事へ参加し、さらに企画・運営にも携わりながら地区内の交流促進に取り組みます。研修地では、ゆったりとした時間の中で多様な暮らしを体験し、人と人が触れ合う中で癒しと生きがいを提供するという、交流を深める仕組みを作ることで地域活性化を目指しますが、その中で交流体験プログラムの指導実習や企画・運営も担当していただきます。
有機農法についても、実践しながらその手法を習得すると共に、都市部と比べて需要が低い有機農産物をどのように販売につなげていくかも検討していきます。

《活動のテーマ》
●交流事業の企画運営
●地域行事への参加
●地域の情報収集と発信
●地区内の交流の促進
●有機農業の手法取得
●農産物の販売経路の検討
>>与論うんぱる地域協議会

 

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