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 RQ市民災害救援センター活動レポート06 遠慮深い被災者たち
 
広瀬敏通
 2011年03月23日 01:31 JST (参照数 5715回)  
MMMMM
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状態: オフライン


登録日: 2009年06月30日
投稿数: 20
2011年3月22日


22日、登米の現地本部の天気は曇り、夕方から小雨、深夜雨です。

日々、めまぐるしい状況変化ですが、今日はついに仙台市内、山形県天童市に続いて3回目の現地本部の設営です。
東北地方巨大地震の現地本部は宮城県登米(とめ)市東和町の鱒淵小学校に設置しました。

この地区はたいへん協力的で、地元米川地区の住民がさっそく物資の荷受け、仕分け作業に入ってくれ、支援物資の提供やボランティアへの食材提供までいただきました。また現地社協は現地本部にボランティア派遣をはじめ、新聞やFAX,コピーの利用も協力してくれます。ただただ感謝感激です。
ぼくとつとした土地柄でゆっくりしたペースですが、忍耐強さや暖かい心情は特筆すべきものがあると、この短い滞在で強く感じました。

今日は昨日と合わせて約20トンの物資が登米に集まり、それを7台の車が2回以上の被災地ピストンで配達しています。
ただ大きな箱ごと、どーんと置いてくるのではなく、中身を調べてニーズを聞いて配布しています。被災者の方々は石鹸1個、下着一組、というように遠慮深く受け取り、無駄がありません。

物資のニーズは当初の毛布や防寒着に代表される耐久財から、下着、トイレットペーパー、乾電池など消耗品に移ってきており、さらに物資支援自体のピークも今週末ごろで急速に低下すると思われます。
燃料もいまは切実ですが早い段階で供給が再開されると見られています。
今後のニーズは物資から人間に移っています。

そのようなわけで、緊急支援第1段階は今週で終わり、次週以降は第2段階の避難所生活や、被災地生活支援を被災地現場で駐在しながら行うNGO型ボラセンの体制作りに移ります。
女川〜気仙沼までの壊滅的な海岸線100kmに点在する集落の各所にRQボラセンを設置して、細やかなケアを始めていきたいと思っています。
これには最低でも100人以上のボランティアが必要で、今後東京本部でもその方向で動いてください。

現地本部では今日約20箇所の地区を回り、物資を配りつつ、さまざまな情報を集めてきました。
被災した人々は被災した『惨めな自分』を恥と思う独特の感性をもっています(日本人的というべきか)。
今日は被災者から魚の切り身を貰って来たボランティアがいました。切り身をくれた方は、おそらくそのことで本来の自分の姿を取り戻したのだろうと感じました。

ところで、現地本部は宮城県登米市と言っていますが、岩手県遠野市でもエコセンの仲間が同様に仕事していますし、明日からは福島県いわき市でも支援活動が始まります。これらに加えて、各地の自然学校などが受け入れ活動を開始しており、さらには多彩な広報を始めています。
現地でも受け入れのニーズについて情報を提供しています。これらを大きくRQの全体の活動として俯瞰して、日本の市民社会のネットワークとして機能させていきたいと思います。


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